エンゲル曲線は横軸に所得、縦軸に消費量にした2次元グラフのことで、商品(財)の種類によってグラフの挙動が変わります。財ごとの曲線の特徴を簡単にまとめます.
財の種類
それぞれ所得が上昇した際の消費量の変化に応じて3種類に分けれられる.
所得がupした際の消費量 | |
上級財 | 消費がup ↗︎ |
中級財 | そのまま → |
下級財 | 消費がdown↘︎ |
上級財の例としてバターが挙げられる.(日頃マーガリンを使っている人の所得が倍増した場合,バターに切り替えることが予想される.)
逆にマーガリンは下級財と考えられる.(所得が上がった際にバターに乗り換えられてしまう)
エンゲル曲線
上級財と下級財の場合
上で述べた上級財と下級財を使ってエンゲル曲線を考えると,以下の形状のグラフになる.
上級財は右上がり,下級財は右下がりになります。
必需品と奢侈品
奢侈品は贅沢品のことです.
このグラフの形状も直感通りです.貧乏な人と金持ちの人も必需品の量はさほど変わらないため,ある程度のとこで頭打ちになるような形状になります.
対して奢侈品は,所得が大きいほどたくさん買えるため,消費量も大きく増えていくグラフになります.
まとめ
リンク