mac環境にて,Visual Studio Code を用いて Spring を使うための準備を備忘録として残す.
VScodeのプラグイン
以下の2つを利用する.ない場合はvscodeにて適宜ダウンロード.
- Extension Pack for Java
- Spring Boot Extension Pack
プロジェクトの作成手順
コマンドパレットからプロジェクトを作成する.
cmd+Shift+P からコマンドパレットを起動し,「Spring Initializr: Create a Gradle Project….」を選択する.
以下,画像の順番に設定をしていく.
あとは作成するディレクトリを選択して完了.
- Thymleafはテンプレートエンジン, javaファイル内の文字列をhtmlに表示する際に利用
- Lombokは Getter, Setter などをコンパイル時に自動生成してくれるソフト
Tutorial: Using Thymeleaf (ja)
Project Lombok
プロジェクト作成のルール
Springのプロジェクトが作成されると,以下のディレクトリ構成で出来上がる.
以下の3つのディレクトリにて作業をしていく.
- javaのファイルは
java/com/example/helloworld
内に配置 - htmlファイルは
templates
ディレクトリ内に配置 - css,jsファイルは
static
ディレクトリ内に配置
上記のファイル配置のルールを守らないとファイルが読み込まれないので気を付ける.
コントローラの作成
java/com/example/helloworld
にHelloController.javaを作成する.
//HelloController.java
package com.example.helloworld;
import org.springframework.stereotype.Controller;
import org.springframework.web.bind.annotation.GetMapping;
@Controller
public class HelloController {
@GetMapping("/hello")
public String hello(){
return "hello";
}
}
MVCモデルにおける,Controllerの役割を果たすファイルに該当します.
- @Controllerをつけることで,このクラスがコントローラであることを明示
- @GetMappingでルーティングを指定
hello()
メソッドの返り値について templates/hello.html
をレンダリングして返していることに注意..html
が明示されていないことに注意が必要.
ビューファイルの作成
templates
ディレクトリにhello.htmlを作成する.
<html>
<head>
<meta charset="UTF-8" />
<title>hello world</title>
</head>
<body>
<p>Hello World</p>
</body>
</html>
プログラムの起動
java/com/example/helloworld
/HelloworldApplication.javaにて,Runコマンドをクリックするとアプリが起動する.
http://localhost:8080/hello をブラウザに入力すると,以下のように Hello World の表示が出てきます.
- URLに書いた /hello とGetMappingアノテーション
@GetMapping("/hello")
の文字列は同じ文字列でないとエラーになる - 8080はポート番号を意味
Webサーバに接続するまでの流れとポート番号 | ITSakura
まとめ
VSCodeで JavaのSpring boot を使う準備方法について備忘録をまとめた.